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発売前検証その3 GPDWIN2のSDカードスロットの性能は?

こんにちは!デントオンラインショップです。
いよいよGPD WIN2初回出荷の時期が近づいてきました、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
当店Twitterでも以前リツイートでお知らせさせて頂きましたが
発売前にいち早く実機を試せる機会として、5月9日~11日に東京ビッグサイトで開催の
「モバイル活用展」にGPD Technology社が出展、GPD WIN2実機も展示されます!
平日昼間の開催ということで、一般の方は仕事の関係で少々行きづらい日程ですが…。
予定が合う・ご興味のある方は是非足を運んでみてください!
なお、入場の際にはご自身の名刺が必要だったと思います、ご注意下さい。

モバイル活用展 招待券
■SDカードの検証
宣伝はさておき、早速SDカードの検証を行っていきます。
まず、GPD WIN2のSDカード関連公称スペックとして注目したいのが
「UHS-104規格」の転送速度に対応している所ですので、今回はそこを確認していきます。
なお、UHS-1規格の最大読出速度は104MB/秒程度と規定されています。
動作確認に使用したのは、以下の2種類のカードとなります。
SDカード側がボトルネックとなる事がないよう、それぞれUHS-1,2の規格に対応したものを用意しました。

SanDisk製SDHCカード(UHS-1対応)

Micron製SDHCカード(UHS-2対応)
■まずはUSB-A接続で最大速度を測定
テストの前に、今回検証で使用するカードに何らかの初期不具合が無いかを確認する為
Micron製SDカードに添付のUSB-Aアダプタを使用し、速度に問題がないかを確認しました。
もちろんUSB-A接続でのテスト機にはGPD WIN2を使用しています。

SanDisk製SDカード

Micron製SDカード
結果として、SanDisk製カードはある程度公称スペック通り、Micron製SDカードについては
少々公称スペックとの乖離がありますが、100MB/秒を優に超える速度は出ているので
検証には影響なしと考え詳細は割愛します。
■SDカードスロットでの速度を確認
次は、SDカードスロットでの速度計測を行います。
果たしてGPD WINと比較しても速度の向上は見られるのでしょうか?
(ちなみに、GPD WINは読み書き40MB/秒程度の帯域幅でした)

SanDisk製SDカード

Micron製SDカード
■総評
ベンチマークの結果を見る限り、UHS-104規格対応という公称は概ね間違いは無く
USB3.0規格と比べ多少数値的に落ち込んだ部分はあるものの、前世代機と比較して
およそ2倍程度の帯域幅は確保され、性能の向上が確認できました。
今後量産が進む中で、ドライバ更新も都度行われていくと思われますので
GPDWINと同様にSDカード関連の性能も順次最適化が行われていくでしょう。
今後も各種検証・最新情報を販売店の視点で発信していきます!
※本検証で使用したGPD WIN2はテスト機となります。製品版とは検証結果が異なる場合がございます。
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